JACQUES LE CORRE(ジャック・ル・コー)との最初の出会いは、さらに遡り2005年のこと。重いバッグを持ちたくなかった私が、仕事に使える完璧な形のバッグを求めて横浜のgoldie H.P.FRANCEをのぞいた時、ウィンドウに飾られたJACQUES LE CORREのリスボンを見つけました。さりげないデザインと形の美しさが完璧で、一目惚れして購入。以来数年間はそのバッグを持って毎日出勤し、ボロボロになるまで使い込みました。
バッグ JACQUES LE CORRE(全て本人私物) 以前は、A4書類が入るリスボンのミディアムサイズを愛用していましたが、最近は重い荷物を持ちたくない気分でミニミニサイズが大活躍。出張の際はミディアムとミニミニを二個持ちしています。
JACQUES LE CORREのバッグや帽子は、単体の美しさはもとより、独特な色出しが特徴だと思います。さらに、destination Tokyoのパンチが効いたお洋服も、ナチュラル系のD-dueも、peroのようなクラフト感あるかわいいテイストも、どんなコーディネートにも染まる程よいさじ加減。かっちりし過ぎない、そしてカジュアル過ぎないバランスが絶妙です。巷でよく目にするハイブランドの小物は、単体としての存在感が強過ぎる気がしてしまいますが、JACQUES LE CORREはそのセンスの良さを前面に主張しないから、自然と馴染んでくれて、使いやすいのだと思います。
ベレー帽 JACQUES LE CORR / コート・トップス・スカート D-due / ネックレス FLORIAN(全て本人私物)
レザーが編み込まれたオフホワイトのベレー帽は、蒸れないので夏も使いやすい。持ち運ぶ際にペチャンコになっても、形が崩れないところも優れもの。JACQUES LE CORREのキャスケットやベレー帽と出会って帽子の良さに気づき、今では汗だくになる猛暑の日以外は毎日被っています。
ベレー帽 JACQUES LE CORRE(全て本人私物)
くすんだ赤やピンクなど、D-dueのコレクションに度々登場する色がふんだんに使われた組み合わせに一目惚れ。意外な色合わせですが、実際に被れば意外とコーディネートに馴染みます。
コーディネートのポイントは?
「引き算」を大切に、やり過ぎないこと。特にD-dueを着ると、嬉しくなってつい色々とプラスしたくなりますが、さり気なさを忘れないよう意識しています。D-dueが得意とする、ピンクでもブルーでも鮮やかなのに少しくすんだ色は、トーンが揃っているので何を合わせてもかわいい。重ね着も素敵ですが、色々なシーズンのものを重ねて、組み合わせが無限にあるところも楽しいポイントです。
小物選びも色を大切に、D-dueの印象的な色使いを邪魔しない小物合わせを意識します。大抵の場合は、D-dueとJACQUES LE CORREをセットでコーディネートする日が多いです。
最近は和装と洋装のミックスが流行っているそうで、D-dueとJACQUES LE CORREを和装に合わせたスタイルにも挑戦してみたいです。D-dueの様に生地をたっぷり使った洋服は、見た目も華やかなので和装にも合うと思っていて、着物の上にコートを羽織ったり着物の下にスカートを履いたり、色々遊ぼうとしています。
20代の頃は、若者向きのファッションビルで安価なお洋服しか買っていなかった私。アッシュ・ペー・フランスと出会い、スタッフの方々から本当の意味で服を着ることの楽しさを教えてもらいました。そして、D-dueやJACQUES LE CORREのような奇跡のブランドを知ることもできました。これからも独自路線を突き進んでください。応援しています!