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Episode.04 クリエイションで繋がる関係


伊藤 千枝さん

よく訪れるお店
記憶 H.P.FRANCE、H.P. FRANCE Boutique、H.P.FRANCE BIJOUX、goldie H.P. FRANCE
 


 

CLAUDINE VITRYとの運命的な出会い


初めてのお買い物は20年以上前のこと、都内の百貨店を訪れた際に偶然H.P.FRANCEのコーナーに立ち寄りました。当時の私はジュエリーに対する興味が薄く、殆ど買ったことも無かったですが、その時に見つけたCLAUDINE VITRY(クロディーヌ・ヴィトリー)の緑色のリングを見て「こういうものだったら自分でも着けたいな」と、同じ色のストールと一緒に購入。その運命的な出会いを果たしてから今まで変わらずにずっと好きなブランドで、H.P.FRANCE BIJOUXやgoldie H.P. FRANCEなど色々なお店を訪れても、ついCLAUDINE VITRYを選んでしまいます(笑)。
ファーストCLAUDINE VITRYと一緒に購入したストール
自然モチーフで集めたCLAUDINE VITRYのコレクション(全て本人私物)
その後、記憶 H.P.FRANCEにも通うようになり、記憶スタッフの皆さんが発信している写真をチェックするために自分もインスタグラムのアカウントを開設。クリエイターにとって、自分の作品を最後に手にするエンドユーザーの使っている姿を見る機会は意外と少ないのでは?という気づきから、ジュエリーを主役に自分のコーディネートを発信しようと考えました。
そこで大好きなCLAUDINE VITRYをタグ付けしていたところ、ある日フォローバックしていただき、クロディーヌさんご本人と直接コメントやメッセージをやり取りするように。新旧のコレクションを織り混ぜて投稿しているので「これも持っているの?これも!?」と、物凄い量のコレクションに驚かれながらも、とても喜んで下さいました。今では夏や冬に季節のご挨拶をする関係になり、本当は近々日本にも来たいと仰っていましたが、コロナで延期なったので、初対面はもう少し先になりそうです。エンドユーザーである私たちが、クリエイターの作品をちゃんと使っていることが伝わっていたら本望です。


近年のCLAUDINE VITRYの作品でも特に好きだった2021年春夏コレクション。クロディーヌさんが里帰りのために訪れた、世界遺産でもあるレユニオン島の活火山から着想を得たもの。 イヤリング・ブローチ・ブレスレット・リング左手 中指 CLAUDINE VITRY / ハット JACQUES LE CORRE / トップス Hageli / スカート colomba leddi / リング 右手 WOUTERS&HENDRIX / 左手 薬指 Rosa Maria / ソックス Exquisite J(全て本人私物)
CLAUDINE VITRYの魅力は、何よりも自然に溶け込むような美しい色使いだと思います。私自身、お花が大好きなので、植物や昆虫、鳥など自然をモチーフにしたアイテムが本当に美しく、いつも魅了されています。デザイナーと直に接するようになってからは、その気さくで素敵な人柄と、彼女の人柄が映し出された作品がより好きになりました。
集めてきたコレクションの総数はついに3桁に突入しましたが、スタッフの方にチラッと教えて頂いた次の2022年春夏コレクションもとても素敵そうだったので、すでに危険な香りがしています(笑)。


ネックレス・イヤリング・ブレスレット左手・リング左手 人差し指 CLAUDINE VITRY / ハット JACQUES LE CORRE / ドレス colomba leddi / ブレスレット右手 MAHATSARA / リング 右手 WOUTERS&HENDRIX / 左手 薬指 Rosa Maria(全て本人私物)

色合わせのアイデアは「自然」から


コーディネートで色を組み合わせる時は、植物に置き換えて色合わせを考えます。例えば緑色は葉っぱの色、そして紫色の花もあるから、緑と紫は相性が良いかも、という風に。特に緑は自然の色なので、他のどんな色にも合わせやすいと思っていて、主役にするよりもワンポイントで取り入れることが多いです。
CLAUDINE VITRYの次に沢山持っているMARIANNE OLRY(マリアンヌ・オルリー)。樹脂で様々なデザインを作り出します。Aprosio&Co(アプロジオアンドコー)もお気に入りのブランドで、デザイナーのオルネラさん来日時にお会いした時も、とても優しく素敵な方でした。
ハット SOLO MILLO / イヤリング・ネックレス MARIANNE OLRY / ドレス colomba leddi / ブレスレット Aprosio&Co(全て本人私物)
時として「大好きな色=(イコール)自分に似合う色」では無いので、まず自分に似合う色かどうかを念頭に置き、二色で迷っていたら、お店の方に自分により似合うか色を相談して決めています。全体のコーディネートを考える時は、その日に被りたい帽子や付けたいブローチなど、何か起点となるアイテムから決めています。
ハット SOLO MILLO / イヤリング・ネックレス・ブレスレット Aprosio&Co / シャツ ohta / パンツ マルト・デムランセレクション(全て本人私物)

クリエイションで繋がる関係


30代後半に差し掛かった時、自分に似合うものの正解か分からず、お買い物をしなくなった空白の時代もありました。その後、「ファッションは楽しんだもの勝ち!何を着ても良いんだ」という気づきを得た頃に、記憶 H.P.FRANCEと出会い、また色々なクリエイターさんを紹介していただきました。
初めて購入したCLAUDINE VITRYのジュエリーも例に洩れず、アッシュ・ペー・フランスのお店ではいわゆる一般的に連想されるジュエリーではなく、独創的なパーツを使っているものが多く、いつも惹きつけられます。カラフルだけど統一感がある、お店全体の色合いも好きです。そして、関東も関西のお店でもスタッフの方々とお話をする時間が楽しくて、クリエイションを愛でるどこか共通の感性によって繋がっているように感じています。
ハット TAMBOUR PARIS / ネックレス hemma design à porter / ドレス Hageli / ブレスレット Aprosio&Co / リング Inoya Makiko(全て本人私物)
自分で編んだセーターに、シモン・エディション・ポシェットの肘当てを縫い付けたオリジナルのお洋服。「ロビン」と名付けられたAprosio&Coのブローチを添えて、鳥モチーフでコーディネート。
ハット SCHA / シャツ・スカート Hageli / イヤリング・ブローチ・ブレスレット左手 Aprosio&Co / ブレスレット 右手 MAHATSARA / リング 右手 hemma design à porter / 肘当て シモン・エディション・ポシェット(全て本人私物)