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Episode.01 ピンク色の人生


佐々木 茜さん

よく訪れるお店
Lamp harajuku、H.P.DECO


 

Lamp harajukuから繋がるピンクの糸


私がLamp harajukuと出会い、一番変わったと思うのは「ピンク」を着るようになったこと。それまではピンクと赤の洋服をコーディネートする発想はありませんでしたが、20代半ばに初めて訪れたLampで「大人が着るピンク」に衝撃を受け、決して甘いだけの色ではないということに気づきました。その着こなしに憧れて、お店に通いながら少しずつテクニックを習得していき、今ではクローゼットの中にピンクの洋服が沢山並んでいます。髪型も、以前は可愛らしく見せたくてぱっつん前髪でしたが、その大人なピンクに憧れて前髪を伸ばし始めるようになりました。それきっかけに着る服の幅が広がり、新たにお声掛けいただいたお仕事もあります。
  
こうしてクリエイターさんやスタイリストさんなど、Lamp harajukuを通して繋がったご縁が沢山あり、今ではお仕事の枠を飛び越えて友人関係に発展している方も。まさにLampでの様々な出会いが、その言葉の通り自分の血となり肉となり、生活の一部となっています。「運命の赤い糸」ならぬピンクの糸で、Lampが繋いでくれました。

写真)花柄コートは、憧れのスタイリスト・小山田孝司さんが雑誌でスタイリングしていたもの。歴代のLamp harajukuで購入したアイテムの中でも金額が跳ね上がった大物でしたが、やっぱり可愛いし、我慢できず(笑)。その直後、小山田さんとお話する機会があり一緒にお仕事をするようになって…。ご縁が重なった瞬間に買ったコートです。
コート Lamp harajuku Selection / ドレス Cecilie Bahnsen / ジャージ keisuke kanda(全て本人私物)
プルオーバー minä perhonen / ブラウス・バッグ・シューズ Lamp harajuku Selection / ジャージ keisuke kanda / メガネ megane and me(全て本人私物)
動きやすく、いかにも“ザ・ジャージ”なデザインなのに何故か可愛い!keisuke kandaのジャージは一色買うと何色も揃えたくなりますが、やはり赤は一番気合が入ります。Lamp harajukuのスタッフさんたちが、可愛らしいブラウスとフラットシューズを合わせていて、その着こなしが大好き。今季の新作白ジャージも気になっています。

Lamp harajukuから繋がるピンクの糸


たとえば「柄物のパンツが多いから白いタートルを買おう」とか、生活していると必要に迫られて洋服を買うことがありますが、Lamp harajukuでは何かに合わせるためのお買い物は考えません。Lampは私にとってのパワースポット。本当に疲れ果てている時や、どうしようもない時に、ときめきを求めて訪れます。
ハット・スカート・ソックス Lamp harajuku Selection / セーター keisuke kanda(全て本人私物)

お買い物をする時は可愛い!と思ったら1秒で購入を決めるので、選ぶアイテムも一見すると過激派なのですが、実際に着てみると着心地が良かったり動きやすかったり、洋服どうしの相性も良く、自由にスタイリングできるものが多いです。自分を装う時、誰かのために洋服を選ぶことが楽しいこともありますが、Lamp harajukuで買った洋服は、人の目を気にせず、自分自身のために装いたい時に選びます。
カーディガン・スカート sula / カチューシャ・ソックス・シューズ Lamp harajuku Selection(全て本人私物)
コート Lamp harajuku Selection / ケープ written words project / 人形 片岡メリヤス(全て本人私物)
Lamp harajuku20周年に、ぬいぐるみ作家の片岡メリヤスさんが作った人形を抽選会で当てました。以前、この子のおでこが光の加減で金色に光ったことがあって、私の髪色と重なり分身のようだと言われました。色んな方から似ていると言われます(笑)。

Lamp harajukuから繋がるピンクの糸


「バラ色の人生」「虹色の人生」と言いますが、Lamp harajukuは私に「ピンク色の人生」を与えてくれました。女性がすごく美しく見える瞬間の一つが、幸せを感じて頬をぽっと染める瞬間だと思っています。そんなピンク色に染まる幸せな瞬間を、沢山与えてくれたLamp harajukuにありがとうと言いたいです。


「こんな風に、服に囲まれて死にたい!」と、お気に入りの私物コレクションを抱きしめた佐々木さん。