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フランソワーズの日 9.23 Sat.


H.P.FRANCE Boutique では 初代バイヤー フランソワーズ・セーグル・キャロルの誕生日 9月23日を記念日に
「フランソワーズの日」としました。
彼女がこの世を去り 11 年経ちましたが、ブティックでは今もその価値観や、クリエイションを大切にしています。
今年は、世界中で親しまれている『星の王子さま』のコレクションをはじめ、縁の深いクリエイターたちに特別な作品を制作してもらいました。

クリエイターたちから語られるフランソワーズと制作への思い、
ひとつひとつのストーリーを通すことで、より特別な作品になるでしょう。


皆様に、ブティック各店で「フランソワーズの日」を共に愉しんでいただければ嬉しいです。


LIMITED COLLECTION
9月23日 start


 


Aprosio&Co
 

Francoise は多面的な魂を秘めた、強くて独創的な存在でした。周りに影響を与える素 晴らしい性格を持ち、適切な商品を発掘したり、選び抜いたりすることに非常に長け ていました。なかなか手ごわい時もありましたが、私の真の友人であったと思ってい ます。
彼女は私に、ギフトをくれたことがありました。彼女が住んでいた家の前に広がるビー チで集めた、素敵な貝殻でした。彼女とのかけがえのない思い出として、その 2 つの 貝殻は今でも大切に保管しています。

私の挑戦はシンプルなことであると同時に、とてもハードなことでもあります。
これまで、常に利益よりも美しいスタイル、高品質であるということを優先し、形、色、 素材、手仕事の細部にまで最大限の注意を払ってきました。こうした基本に忠実であ りながら、作品をアップデートしていくこと。これが常に私の目標であり、オリジナ リティーや独創性、ハンドメイドクラフトを見つけることがますます難しくなってい るこの世界で、Aprosio&Co が成長していける術だと信じています。

ここが私のお気に入りの場所です。愛しの子ネコ Pupa と、Francoise がくれた宝物(貝 殻)も一緒です。



Stefano Poletti
 

私が特に大切にしていることは、美しさの瞬間をとらえ、自分の身の回りから得たイ ンスピレーションの赴くままにクリエーションをすることです。
私は主に自然の繊細さからインスピレーションを得ますが、そこから素材の質感を生 かして創作を行っています。
職人的な仕事やハンドメイドにこだわり、クリエーションのひとつひとつに魂を込め ることを大切にしています。
周囲を取り巻くものと調和して暮らし、幸せの瞬間をかみしめながら、そのエモーショ ンを作品に落とし込み、クリエーションを通して人々と共有することを新しくチャレンジしていきたい。

パリ 11 区のアトリエとお気に入りの Bellagio の風景


Marianne Olry
 

1989 年に撮った Françoise と私の写真を見つけました。この頃私たちは 初めて出会っ たのです! Paris の Atmosphère という展示会にお互い出展したり、Deligny という今 は沈んでしまいましたが、当時セーヌに浮かんでいたプールに行ったり・・なんて良 い時代だったのでしょう!私たちは Stefano Poletti と一緒に、セーヌ川沿いをオルセー まで自転車で展示会場へ通っていました。その当時 Francine MilloGilles François にも出会っています。
Françoise と私はすぐに親しくなりました。お互い長年 Marseille で生活したこともあ り、同じノスタルジーを共有していました!
そして彼女がバハマへ出発するまで Paris の Arquebusiers 通りで暮らしていたのは、 私が住んでいたアパルトモンの下の階でした。 彼女のことを今もよく考えます。とくに、私が育てていたフランボワーズが大好きで よくお水をあげてくれていた光景を思い出します。
皆さんにキスを送ります。彼女のことをこんなに愛し、存在を感じさせてくれてありがとう!
(2020 年 9 月 23 日のフランソワーズの日より引用)



MALFROY MILLION

Malfroy 社ではシルクを通して物語を紡ぐことに情熱を注いでいます。それぞれのス カーフはディティールと象徴性に富んでいます。
それぞれのクリエーションの原点はアーティスティックな活動を通して、人物や色彩、 外国の文化、さらに自分たちのアーカイブ資料など様々なところから引き出されたイ ンスピレーションからです。あらゆるものがアイデアをもたらしてくれるのです! 私たちは作品が長く愛され世代を超えて身に着けて頂けるように願っています。
1939 年の創業以来、私たちの情熱は変わっていません。引き続き私たちのストーリー と様々なプリントのアーカイブを伝えていきたいと考えています。
それに加え、星の王子さまやインフルエンサーなど新たな世界にも目を向けています。 若い世代ではこれまで以上にスカーフが注目され、洋服のように身に付けたり頭から 被ったり・・と多様な方法で活用されているのです。
私たちは新しいコミュニケーションツールなどを使って、こういった若い世代にもア プローチしていきたいと思っています。

最後に、環境問題は私たちにとっても大きな課題です。私たちは過剰生産しないよう に努め、環境に配慮したインクを使用し 100% made in France を目指しています。 つまり、新たな挑戦は常に私たちを待ち受けており、これからチャレンジしていくこ とが待ちきれないのです!



Fil Daraignee
 

フランソワーズの本質は姉御肌でした。面倒見が良く、シトロエンの2CV で色々な所に連れてってくれました。
フランソワーズのお母さんが住んでいたツーロンには何度も行き、ごはんがとても美味しかった思い出があります。 とても愛情深い人でした。