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shu shu me

 "やんばる"から届く美しい瞬間をとじ込めたジュエリー

 

沖縄県北部、やんばるを拠点にジュエリー製作を行うshu shu me(シュシュミー)。
その大自然からインスピレーションを得て生み出されるジュエリーは、自然から生み出される美しい瞬間をそのまま切り取ったようで、身につけると不思議とすっと肌に馴染みます。
今回はデザイナーのカネコさんへブランド立ち上げのきっかけや、ご家族と暮らすやんばるへの移住のきっかけなどをカネコさん撮影の素敵すぎる写真と共にお届けします。

roomsSHOP バイヤー OWAKI


バイヤーOWAKI:自然が生み出す造形美を感じるshu shu meのジュエリーは他のジュエリーブランドと比べても大きく個性が際立っていますよね。 インスピレーションを得ているものや制作時にイメージしていることがあれば教えてください。
 

shu shu me カネコさん:ベランダの植物を育てたり、森に出かけたり、子どもの手をにぎったり…、何気ない日常に映る景色からインスピレーションを受けることが多いです。かと思えば、落ち葉に棲む粘菌、シダ植物の胞子、蛾の幼虫など、一見気持ちが悪いものに潜む造形美を観察したりもします。少しでも感動する何かがあれば、メモをとるようにカタチを作っています。

OWAKI:ジュエリーブランドを立ち上げたきっかけを教えてください。

 

カネコさん:もともと幼少期からモノづくりが大好きでした。大学では金属工芸を専攻し、主に生物をモチーフにした大きな鋳造作品の制作に没頭していました。卒業後、大きな作品を制作する環境や設備を整えることは難しかったので、2011年、福岡市内にて小さな工房をかまえ、ブランドを立ち上げました。そこで、モノづくりへの欲求を小さなジュエリーと言う形で昇華させました。



 

OWAKI:shu shu meのジュエリーの天然石は内包物が多いものやグリーンアメジストやアゲート、はたまたアンモナイトだったり特徴的な石のチョイスが面白いですよね。石を選ぶこだわりや特に好きな石の種類はありますか?

 

カネコさん:ダイヤモンドのようなキラキラと透明感のある石も大好きですが、内包物のある石は、その石の記憶を垣間見るかのようで魅了されます。アゲートの縞模様は自然界のアートを見るようで感動しますし、特にアンモナイトの化石は数億年という果てしない時間を感じられる石なのでジュエリーにせずにはいられません!
 

OWAKI:roomsSHOPでのお取扱いが始まってから早5年以上・・?カネコさんが沖縄に移住される話を聞いた時衝撃を受けたのを覚えています。(笑) 移住のきっかけは何でしたか?

 

カネコさん:当時は東京都の渋谷区で制作活動をする中、長男を出産し、ワンオペでの子育てがとても窮屈に感じてしまいました。その後、長女を妊娠中にコロナウイルスの流行で、より行動制限されてしまい、もっと開放感のあるところに行きたいという願望が強くなりました。夫もテレワーク中に家族との時間を持ち、気づくことがあったようで、「脱サラ!独立!南の島に行こう!(とくにあてもないけど)」と一大決心してくれました。



 

OWAKI:実はたまにカネコさんのご家族のOkinawa Simple Life YouTubeを覗いて癒されています!

 

カネコさん:ご視聴ありがとうございます!(笑)映像で見返すと、当時の子育ての辛さをすっかり忘れて、ただの癒やし映像になるんですよね。子供の声や表情、フォルムやしぐさ、全部が可愛くてたまらないです。子どもの成長記録としてだけでなく、海や山が美しいやんばるの景色も発信していけたらいいなと思っています。ただ、長女が暴れん坊、次女が赤ちゃんだったので、なかなか撮影が難しく更新できていませんでしたが、そろそろ再開予定…のはずです。

OWAKI:・制作の合間のリフレッシュには何をされてますか?

 

カネコさん:育てている植物から新たに出てきた芽や葉っぱに触るのが好きです。やわらかくみずみずしくてドキドキしてしまいます。沖縄は急な雨や台風も多いですが、空気が澄んだ日は山へ、波が穏やかな日は海へ行くのが最高のリフレッシュです。あとは夏の果実ですね。特に完熟のマンゴーやパイナップルを買い漁るのが大好きです。

OWAKI:・今後チャレンジしてみたいことや作ってみたいデザインなどがあれば教えてください。
 

カネコさん:とても身に付けられる代物ではない、挑戦的なフォルムのジュエリーをたくさん作ってアート展をしてみたいです(笑)あとは旅行ですね。世界中のへんてこな植物、カラフルな鉱物を見たり触ったりして、感性を磨きたいです。まだまだ子どもたちが小さく手がかかることも多いので、ついつい大事なことを後回しにしてしまいがちですが、チャレンジは大事ですよね!
 



 

shu shu me

(シュ シュ ミー)
 

自然や生命が輝く瞬間。その複雑で美しいカタチをジュエリーに。
雨粒、泡、しぶき、苔、珊瑚、粘菌、骨など、
異形の中に内在する「美」を抽象的に表現するジュエリーブランド。
拠点は沖縄北部のやんばる(山原)と呼ばれる、手付かずの森や美しい海、豊かな大自然があふれる癒しの里。
身に着ける人の雰囲気や肌に合う自分だけのジュエリーを見つけてもらえるように、
ワクワクドキドキときにゾクゾクッと気分が上がる作品づくりを行っている。
 



 

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