− ASTIER de VILLATTE −
白い陶器には、パリ郊外で採掘された土が用いられています。パリ市内の工房で何度も練り、職人たちの手によりひとつひとつ形作られた後、窯で焼き上げていく。近代的な生産工程とは真逆をいく、それはまるで19世紀の工房のような時間のかけ方が、全ての器に土を捏ねた手のぬくもりを残しているのです。
そして食卓に並べれば、まるで静物画のような凜とした空気を放ちます。今回は、絵のようなイメージで組んだコーディネートと共に、アスティエ・ド・ヴィラットの至極のコレクションをご紹介します。