Going OUT OUT !
シボーン・オニールのパーティータイム
コロナ禍で世界が変化する中、Sweet Pea(スイート ピー)のデザイナー、シボーン・オニールが住むイギリスでは長期のロックダウンが終了し、まさに新たな“ポストコロナワールド”に突入しています。「多少の不安はあるけれど、もう待ちきれない!おしゃれして街に繰り出したい!」と胸を弾ませるシボーン。そんな彼女が、自身の制作活動について今思うことや、最近の出来事を語ってくれました。 ようこそ、シボーン・オニールのポジティブワールドへ!
ロックダウン中の気づき
大切なのは皆との繋がりだった
自由に外出できないことが、実際のところ私にとってどんな意味があるんだろう?と考え始めた時、家に籠もっている自分自身に違和感を覚えた。そして、気付いたの。私は我が家を「家」っていうよりはむしろ、更衣室やホテルみたいに使っているんだって。「出掛ける」ことは、たかが一つの行為に過ぎない。されど、その行為こそが私を刺激し、従事させ、元気にさせ続けてくれる。
私にとってロックダウンで一番辛かった部分は、友人達や家族に会えなかったこと。デザイナーとしての私は、周りに流されず心の赴くまま、自分のリズムに合わせて働いてきた。でも、そうするためには「真逆」が必要だと気付いたの。つまり、一緒にいてくれる仲間達、エキサイティングなこと、そして私を取り囲む世界の中で、互いに行き来し合うこと。私は根っからの社交家だから、イベントやショーに出かけたり、友人とお茶したり、ギャラリーを訪問したりできなかったことが本当に悲しかった。
一つ明言できるとすれば、私がクリエイティブである為には、これらの刺激が必要だったということ。インスピレーションはいつも私の周りから引き出される。公園を散策し、野草を眺め、季節の変化を愛でる。目の前にある自然が大いに助けになり、インスピレーションになるの。
心躍る4つの出来事
シボーンのパーティータイム
今、すべてがオープンになったイギリスで、私は新しい自由を存分に謳歌し、コロナ禍でなくした沢山のことを今まで以上に愛しみ、より一層楽しんでいる。パーティーに出かけるのはもちろんのこと、お誘いがかかれば全てに喜んでYES!と答えて来た。 そんな私が、最近したことは?
______1 The Victoria and Albert Museum
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館
ロンドンで一番好きなミュージアム、V&Aに行ける日がとうとうやって来た。なんとワクワクしたことか。