-宝石が散りばめられたカップ-
フランスのライフスタイルブランド、アスティエ・ド・ヴィラットが届ける美しいコレクションの数々。純白の釉薬を纏った器は、彼らの代名詞とも呼べるでしょう。パリ唯一の陶器工房で18世紀パリの手工芸を継承すると同時に、エスタンパージュと呼ばれる技法を現代のテイストで蘇らせ、伝統とモダニズムを融合させています。古い器や忘れ去られたオブジェからインスピレーションを受けて、職人が残す「跡」を大切にした器は、土色が柔らかく透け、丁寧な手仕事でしか生み出すことができない、存在感です。
ゴールドで縁取られた白いカップの取っ手のかわりにに付けられたのは、宝石や愛らしいモチーフがあしらわれた大ぶりの指輪。異なるデザインの指輪は、職人によってひとつひとつ丁寧に絵付けされています。取っ手に指を通すと、指輪をはめているかのように見える遊び心のあるカップは、日常に溶け込むアートです。
アスティエ・ド・ヴィラットと彫刻家セレナ・キャロンヌの共作。